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内臓脂肪がつく原因は食習慣にあり!

内臓脂肪とダイエット

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摂取カロリーがオーバーする悪い食習慣


 内臓脂肪がつく原因は、人によってさまざまですが、一口で言えば、「摂取カロリーが消費カロリーより多い」ということです。

 私たちは、食事や飲み物などを口にすることで、生きていくためのエネルギーを体内に取り入れます。そして、体内でそのエネルギーを使います。エネルギーは「カロリー」という単位で表され、食べたり飲んだりすることで摂取したエネルギー量が「摂取カロリー」です。そして、内臓機能や体温を維持するための「基礎代謝」と、活動で使ったエネルギー量を合わせたものが「消費カロリー」です。摂取カロリーと消費カロリーが同じであれば、内臓脂肪が溜まることはありません。ところが、摂取カロリーよりも、消費カロリーが少ないと、余ったエネルギーが脂肪として蓄積されてしまうのです。

 摂取カロリーが多くなってしまう原因はさまざまです。

 ・早食い・・・食べ始めてから脳が満腹感を感じるまでには、約20分かかります。早食いをすると、「満腹になった」というサインが脳から出たときには、すでにたくさんの量を食べてしまっています。

 ・ながら食い・・・食べることに集中しないため、気づかないうちに、必要以上の量を食べ過ぎてしまいます。

 ・高カロリー食・・・同じ量でも、あっさり海藻サラダと、こってりカツ丼ではカロリーが違います。海藻や野菜類は低カロリーですが、カツ丼は高カロリー。こってりした高カロリーのものばかり食べていると、当然、摂取カロリーがオーバーしてしまいます。

 ・濃い味つけ・・・濃い味つけのおかずは、ごはんやパンなどの主食をたくさん食べてしまいます。

 ・間食・・・スナック菓子やチョコレートなどの菓子類、甘味の強い果物、甘い清涼飲料水などは高カロリー。しかも、たくさん食べないと満腹感がないため、食べ過ぎてしまいます。

 ・お酒・・・お酒を飲みながら食べるツマミには、高カロリーのものがたいくさんさります。しかも、アルコールのおかげで、食欲が増進され、どんどん食べてしまいます。

 ・朝食抜き・・・朝食を食べないと、昼までにすっかりお腹がすき、昼食をたくさん食べてしまいます。また、時間をあけて食べたものは吸収されやすく、脂肪として蓄積されます。

 ・夜食・・・寝るすぐ前に食べたものは、ほとんどが脂肪として蓄積されてしまいます。

 内臓脂肪が溜まってしまうのは、こうした悪い食べ方が、当たり前の習慣になっているから。摂取カロリーが多すぎた場合でも、ことさら、今日はたくさん食べたという自覚がないため、問題なのです。





悪い食習慣を改善し正しい食習慣を身につける


 ダイエットには「画面と根性」というイメージが浮かびがちです。確かに、極端に食べる量を減らしたり、こんにゃくやきのこのようなノンカロリー・低カロリーの食事ばかりを「根性」で続けると、みるみる体重は減ってきます。しかし、こんな無理なダイエットでは、栄養不足となり、脂肪だけではなく、骨や筋肉も落ちてしまいます。これは、痩せたのではなく、やつれたのです。

 大切なのは、悪い食習慣を改善し、正しい食習慣を身につけることで、健康を保ちながら内臓脂肪を減らしていくことです。栄養バランスを保ちながら摂取カロリーを抑える食事は、慣れないうちは多少の我慢も必要かもしれません。しかし、思ったよりも短い時間で、だんだん苦にならなくなってくるものですから、まずは気軽に取り組んでみましょう。

 ムリをして一時的に体重を減らすのではなく、正しい食習慣を身につけて、内臓脂肪だけを減らす。これこそが、一生続けられる正しいダイエットです。





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