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「食べたい」気持ちはこう抑える!

内臓脂肪とダイエット

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気分転換をして5分間我慢してみる


 せっかく腹七分目で食事を終えたのに、そのあとに間食をしてしまってはもったいない。かえって内臓脂肪を増やすことになりかねません。昼食にはカロリーを考えてラーメンを残したのに、3時には小腹がすいて牛丼屋ののれんをくぐる、というのは、いちばん避けたいパターンです。

 「猛烈にお腹がすいた!」と感じていても、実は、数分間が過ぎれば衝動の波は消えるものです。まずは5分間、とりあえずほかのことをして気を紛らわせてみましょう。

 おすすめは歯磨きです。歯を磨くと食欲が抑えられるという声は多いもの。ふだんから歯磨きセットを持ち歩きましょう。歯磨き粉を数種類そろえておくと、味や香りに変化が出て、気分転換に効果大です。

 仕事中なら、取引先に電話をかけてみるのもいいかもしれません。話をしているうちはものが食べられませんし、話に集中して空腹感をいっとき忘れられるはず。ただし、電話を切ったあとでストレスからムシャムシャ食べてしまう、ということのないように、日ごろから関係のよい相手を選ぶのがコツです。派手なアクションをしなくても、「今、自分は本当にお腹がすいているのか、我慢できないくらいなのか、とすれば何を食べたいのか、それはダイエットにとってどうなのか」ということを落ち着いて考えてみるのもよいことです。自分自身をよく見つめてみると、「ちょっと食べたい気分だったけど、我慢できる」となるケースも多いものです。





ちょっとだけ食べて満足する


 今までの食習慣を変えるのは、ある程度の我慢が必要。でも、我慢ばかりではダイエットは続きません。

 お腹がすいたら、ちょっとだけ、カロリーの低いものを口にするのもよいでしょう。低カロリータイプのガムを噛むのはよい方法です。糖分が吸収されるのと咀嚼することによって、空腹感を紛らわせることができるからです。

 太っている人には、男性でも女性でも「甘いものが大好き」というタイプが多いもの。どうしても甘いものが食べたくなったときのために、超高級和菓子を少しだけ用意しておくのも手です。それを「どうしても、、、」というときに、ゆっくり時間をかけて食べるのです。個別包装になっている小さな干菓子(ひがし)などがよいでしょう。ほんの少しの量でも、口にしただけで満ち足りた気分にしてくれるはずです。

 どうしても「○○が食べたい」という思いが強いこともあるでしょう。たとえば「チョコレートが食べたい!」と、いてもたってもいられなくなった場合、ダイエット用のあっさりしたお菓子を口にして気を紛らわせようとしても難しいもの。いつまでも満ち足りた気分にならず、ついついたくさんの量を食べてしまい、逆効果になることもあります。

 こんなときには、お気に入りのチョコレートを買いに出かけるのです。途中で欲しくなくなったら買わずに帰ってくればよいし、少量を買ってきて時間をかけていただきましょう。そして、次の日からまたダイエット生活に励めばよいのです。また、購入したことで満足する場合もありますから、そんなときには思い切って知り合いにあげてしまいましょう。

 ダイエットだからといって、楽しみを全くなくしてしまうのもストレスになります。たまには自分を甘えさせるのが、長く続けるコツなのです。





手近な場所にお菓子を置かない


 いつでもすぐ近くにお菓子があると、つい食べてしまいがち。ポテトチップスやせんべいの袋が目の前にあるのに、我慢するには、相当な忍耐力が必要です。食べ物は目につく場所、手の届く場所に置かないこと。できれば買わないことが一番です。来客のために買い置きが必要な場合なども、最小限に抑え、必要な分量だけを購入しましょう。

 職場で10時や3時に必ずお茶菓子が出る場合には、その時間は席をはずすのも一案です。あらかじめ担当者にダイエットをしている旨を伝え、自分の分を配らないように頼むのもよいでしょう。

 「いかに我慢をするか」を考えるだけでなく、「いかに我慢しないか」という方法を考えるのも、上手にダイエットを乗り切るポイントです。


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