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ちょっとだけ気をつけて!外食ランチの食べ方

内臓脂肪とダイエット

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メニューの選び方に要注意


 ダイエット中は、なるべく外食は避けたいものです。とはいえ、会社勤めの人にとって、昼食はどうしても外食になりがちです。ダイエットするなら、できればその人に合った弁当を持参できると理想的ですが、なかなかそうもいかないでしょう。

 会社の社員食堂は、栄養バランスを考えてつくられたメニューでも、ボリュームはたっぷりです。揚げ物は残した方が無難でしょう。

 店を選ぶ場合には、一般的には和食がおすすめです。特に和食のランチセットは、一汁二〜三菜といわれる和食の基本献立になっているが多く、さまざまな食材を少量ずつ、まんべんなくとることができます。

 「ごはんは太る」というイメージを持っている人がいますが、これは正しくありません。むしろ主食としてはダイエット向きと考えましょう。ごはんには、消化吸収に時間がかかるために腹もちがよい、満足感や満腹感が得られやすいなどの利点があります。ただし量を食べ過ぎるのは禁物です。

 また、和食といっても、うどんやそばの単品ですませるのは避けたいもの。噛まずに短時間で食べてしまううえ、栄養バランスが偏ってよくありません。

 忙しいビジネスマンは、さっと食べられるうえ、ボリュームもある中華料理を選びがちですが、多量の油を使うメニューが多いため、なるべく回数を控えましょう。イタリア料理も同様です。

 このごろは、メニューごとにカロリー量を明記している店も増えてきました。そういった店に出かけたときには、そのときだけのメニュー選びの参考にするだけでなく、ふだん、家や、その店以外で食べているメニューのカロリー量を知る参考にもしたいものです。





自分の必要量に合うように「食べ残す」


 外食で摂取カロリーのオーバーを避けるコツは、まず「どこまで食べて、どのくらい残すか」を食べる前に決めてしまうことです。外食メニューは一般的に高カロリーですから、毎回毎回、残さず食べていたら、すぐにカロリーオーバーになってしまいます。

 おおまかに言って、丼ものや麺類なら、ごはんや麺を3分の1〜半分残すようにしましょう。いきなりこれだけの量を減らすのは難しいですから、徐々に減らしていくこともポイントです。カロリーが高すぎると思われるおかずの場合も、同様に減らすようにしましょう。

 残すのに抵抗がある場合には、あらかじめ店の人に頼んで盛りを少なくしてもらいましょう。むしろその方が、「もっと食べたいのに残す」努力がいらないので、精神的な負担が軽くなるかもしれません。

 ダイエット中はフライや天ぷらは避けたいメニューですが、食べたい場合には衣を半分はずしましょう。小麦粉やパン粉で作った衣は、油をたくさん吸っていますが、衣をはずすことによってカロリーを抑えることができます。

 肉の場合には脂身部分を残す、サラダはたっぷりとドレッシングがしみ込んだ部分を残すなど、多少行儀が悪いように見られても、健康のためには割り切ることが大切です。





栄養バランスが悪い場合には「補う」


 選んだメニューでは栄養バランスが悪いと思う場合には、足りない栄養分を補うことも大切です。たとえば、野菜が足りない場合にはサラダを追加という具合。

 その点でも、小鉢メニューがそろっている和食店は便利です。野菜が足りないならおひたし、食物繊維が足りないならひじきの煮物、たんぱく質を補うためには豆腐などをプラスしましょう。

 もちろん、追加した分もすべて食べるとカロリーオーバーになりますから、ほかの料理を食べる分量を加減することが必要です。

 外食だけですべての栄養分をバランスよくとるのは大変です。その場合には、自宅でとる朝食や夕食で補うようにしましょう。野菜、海藻、きのこなどのビタミン・ミネラル源の食品は、できるだけ自宅での食事に加えたいものです。


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